タダで利用できる Google サイトマップ を活用!
どなたでもインターネットをしたことがある方は、Google の検索を利用したことがあるでしょう。欲しい情報や探し物など、キーワードを入力するだけで関連性のあるページが表示されてとても便利ですよね。
検索で有名な Google ですが、その他にもいろいろなサービスや機能があり これら全ての機能をタダで利用することができます。
Google サイトマップ
特にホームページを持っている方におすすめなのは Google サイトマップです。
Google サイトマップでは、Google のインデックスに登録する URL を簡単に送信し、Google でのページの表示に関する詳細なレポートを確認することができます。
サイトマップを使用すると、自分のすべてのウェブ ページの情報を Google に通知して、ページを変更した場合でもより確実にクロールされるようにすることができます。
クロールの精度が高まり、新しく作成したウェブ ページが検索結果に表示されるようになります。
ただし Google では、「 ベータ版のプログラムであるため、URL のクロールやインデックス登録の時期および可能性を予測または保証することはできない 」としています。
Google サイトマップを利用するには、.xml のファイルを作成して自分のホームページのサーバーにアップします。
スクリプトなどを利用したサイトマップ生成ツールなどがありますが、ある程度の知識がなければ無理でしょう。管理人も挑戦しましたがチンプンカンプンでした(^。^;)
また、Google で用意されているサイトマップ生成ツールなどは、python2.2以降が動作条件ということなのでサーバーの環境によっては使用出来ないようです。
何百ページにもなるサイトなら利用したいところですが、個人のサイトなら手作業で簡単に利用することができます。難しい知識は必要ないので挑戦してみてくださいね!
サイトマップを利用するには、 Google アカウントが必要となります。アカウント内では、サイトマップのステータスと送信内容の診断情報を確認することができます。
Gmail、Google グループ、アラートなどを利用したことがある場合は Google アカウントが作成されているので、そのアカウントにログインして、Google サイトマップを利用できます。
アカウントを持っていない場合は、Google アカウントを作成しましょう。
※ベータ版の為、表示や機能の追加の変更があるかと思いますが、基本的な操作は変わらないと思いますので参考にして頂ければ幸いです。
.xml の内容は以下のとうりで記述さえ間違いなければとても簡単です。
記述方法
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.google.com/schemas/sitemap/0.84"> <url> <loc>http://tno-yotaka37upc.com/</loc> <lastmod>2006-03-21T12:00:00+09:00</lastmod> <changefreq>weekly</changefreq> <priority>0.7</priority> </url> </urlset>
- <loc> 〜 </loc>
ページ URL
- <lastmod> 〜 </lastmod>
最終更新日( 日付けのみでも OK → 2006-03-21 )
- <changefreq> 〜 </changefreq>
ページの更新頻度でロボットにこのくらいの間隔で見に来てねという指定です。このタグの値は、必ず指定した通りになるわけではなく、あくまでヒントとして使用されるということです。
- <priority> 〜 </priority>
サイト内の他の URL と比較したこの URL の優先度です。 0.0 から 1.0. までの値を指定できます。この値は他のサイトのページとの比較ではなく、自身のサイト内の重要なページから順にクロールされるようにするためのものです。 ページのデフォルトの値は 0.5 だそうです。Google ヘルプでは、「 サイト内のすべての URL に高い優先度を設定しないでください 」とあるので、0.5 〜 0.7 くらいでよいと思います。
「 何だかよくわからない 」って方は、<lastmod> <changefreq> <priority> はオプションなので記述しなくても大丈夫です。以下のように記述すれば OK !
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.google.com/schemas/sitemap/0.84"> <url> <loc>ページ URL</loc> </url> </urlset>
複数のページ URL を含める場合は、<url> 〜 </url> をページの数だけ足すだけです。
<url> <loc>ページ URL</loc> </url>
例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.google.com/schemas/sitemap/0.84"> <url> <loc>ページ URL</loc> </url> <url> <loc>ページ URL</loc> </url> <url> <loc>ページ URL</loc> </url> </urlset>
xml ファイルの作成方法
Google サイトマップを利用するために必要なのは html 形式で作成されたものではなく、xml 形式で作成するサイトマップファイルでエンコードは「 UTF-8 」と決められています。
作成方法は以下のとうりです。
メモ帳を開いて → 上記のタグをコピー&ペースト → メモ帳の上のファイル → 名前を付けて保存
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ファイル名を sitemap.xml などとする( sitemap の部分は好きなファイル名で OK )文字コードを UTF-8 にして、保存
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以下のようなファイルができます
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できたファイルをダブルクリックで確認しましょう( 以下のように表示されれば OK )
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xml ファイルを自分のサーバーにアップします。この時、サイトマップファイルはルートディレクトリにアップロードします。
サブディレクトリにアップロードする場合は、それ以下の階層のURLしか含めることができないないので注意しましょう。
つまり、index.html などが置いてあるところと同じ場所に置きます。それよりも下の階層(フォルダ)に置いてしまうと、そこから下の URL しかクロールされないので index.html と同じ場所に置きましょう。
サイトの確認
xml ファイルをサーバーにアップロードしたらブラウザで確認してみましょう。
ブラウザのアドレスバーにアップしたファイルのアドレスを入れてちゃんと表示されれば OK!
例:http://○○○.com/sitemap.xml サンプル
確認が済んだら Google ウェブマスター ツールにログインしましょう。
Google アカウントから、Google サイトマップにログインします。 [ サイト ] ページで [ サイトを追加 ] 欄に URL を入力します。 「 http://12345.com/ 」 などのように、完全な URL を入力します。
[ OK ] をクリックします。 サイトが [サイト] 列に表示されます。 サイトの横にある [ 確認 ] リンクをクリックします。
ログインしてはじめにサイトの確認を行います。
はじめてログインすると下のような画面になりますが、違う場合は「追加」のタブをクリックします。
※ベータ版の為、表示や機能の追加の変更があるかと思いますが、基本的な操作は変わらないと思いますので参考にして頂ければ幸いです。
ボックスにサイトの URL を入力して、「 サイトを追加 」をクリックします。
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以下のような画面の 1の矢印に「 次の統計情報を表示: http://○○○.com/ 」と表示されていれば OKです。
次に 2の矢印の「 確認 」をクリックします。
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下のような画面が表示されます。
「 矢印のファイル名 」 は Google で指定されたファイル名が表示されます。このファイル名で空の html ファイルを作成します。
メモ帳などで作成して拡張子を .html にします。 このファイルは登録するサイトの管理者であることを確認するためのファイルで内容は読み込まないので、空のファイルとします。
つまり白紙の状態で 「 指定されたファイル名 .html 」 とします。このファイルをサーバーにアップロードして下さい。
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次に、画面右下の「 確認 」をクリックします。
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以下のように「 確認済み 」と表示されればサイトの確認が正常に完了しました。これでサイトの統計情報は利用できるようになります。
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エラーの対処
確認作業のときにエラーになる場合があります。管理人の場合、以下のようなエラーになりました。
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このエラーは、サーバの設定で404を独自ページにしていて、それを http から始まるアドレスで指定していると起きるエラーです。
.htaccess ファイルを利用可能な場合、エラーページを http で始まらない絶対パスで指定することで対処することができます。
つまり、そのサイトにページが存在しない場合やアドレスの打ち間違いなどで以下のような ↓ 404 エラーページが表示されますよね。
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そのエラーページを自分で作っている場合です。
当サイトは、 404 エラーページを独自ページにしています。
こんな感じのページです。
それと、管理人も利用している 「 レンタルサーバー
ロリポップ!
」では
自分で作らなくても以下のような ↓ エラーページが用意されていますので、.htaccess ファイルを利用して対処することができます。
レンタルサーバーロリポップの場合 ↓
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※.htaccess がわからない方は、「 .htaccess を活用しましょう! 」を参照して下さい。
このエラーは、.htaccess に httpから始まるアドレスで以下のように指定していると起こるエラーです。
ErrorDocument 404 http://tno-yotaka37upc.com/error/404.html
これを以下のように記述します。
ErrorDocument 404 /error/404.html
これで、「 確認 」をクリックすれば正常に確認されます。確認後は、もとの記述に戻してもかまいません。.htaccess ファイルについてわからない方はご自身のサーバーのヘルプやメールにて問い合わせしましょう。
その他のエラーについては、Google サイトマップ ヘルプを参照して下さい。
サイトマップの登録
xml 形式で作成したファイルを登録します。
「 追加 」のタブをクリックして以下の「 ウェブページのサイトマップ 」にチェックを入れて「 次へ 」をクリックします。
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以下の矢印のところにあらかじめサーバーにアップロードしてあるサイトマップのアドレスを入力して、「 ウェブページのサイトマップを追加 」をクリックします。これでサイトマップに関する登録作業は完了です。
例: http://○○○.com/sitemap.xml
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この後、サイトマップが読み込まれるまでは数時間〜かかる場合があります。管理人の場合は 2時間ほどで読み込まれました。
正常に読み込まれると以下のように表示されます。
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新しいページを作りサイトマップを変更した場合は、上の画像のチェックボックスにチェックして「 選択した項目を再送信 」をクリックするだけです。
以下の各リンクでサイトの統計情報などを利用できます。
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メタタグでサイトの確認
サイトの確認作業がうまくいかない場合は、メタタグを記述するだけの簡単な方法を試してみましょう。
ボックスにサイトの URL を入力して、「 OK 」をクリックします。
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アカウントにサイトを追加したら、「 サイトを確認 」 をクリックします。
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次に、サイトの確認方法を指定します。「 確認方法を選択... 」 のプルダウンから「 METAタグを追加... 」を選択します。
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「 METAタグを追加... 」を選択すると下部に METAタグが表示されるので、これをコピーしてあなたのホームページの index.html の HEAD 内にペーストします。その後、「 確認 」 をクリックします。
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例:
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「 http://○○○.com の確認に成功しました。 」 と表示されれば、確認作業は完了です。
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確認作業を完了したら、サイトマップを追加します。
プルダウンの 「 種類を選択... 」 から 「 一般的なウェブページのサイトマップを追加 」 を選択します。
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「 一般的なウェブページのサイトマップを追加 」 を選択すると、下部にサイトマップの URL 記入欄が表示されるのでここに URL を記入して、「 ウェブページのサイトマップを追加 」 をクリックします。
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テキストファイル
「 xml やエラーなどで良くわからない」って方は、URL をリストしたテキスト ファイルを使用することができます。
例 ↓(記述方法)
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保存方法 ↓
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テキスト ファイルを保存してから、ウェブ サーバーにアップロードします。Google サイトマップにログインして、URL を送信します。
サイトマップ簡単作成ツール
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